なにかが道を
やってくる
茨城県北サーチ
なにかが道をやってくる 茨城県北サーチ
アーティストや研究者など国内外のゲストが参加者とともに、茨城県北の地を歩きます。歩き方はゲストによってさまざま。講師/聴講者という固定した関係性をほぐし、自然な対話が生まれる場をつくります。プログラム終了後、ゲストはその場所についてのテクストを残していきます。文化資源として、いずれその場所を訪れる人々への招待状となるべく、ウェブにアーカイブされます。
なにかが道をやってくる 茨城県北サーチ 参加費:各回500円(当日徴収/要予約) 主催:茨城県北地域おこし協力隊 協力・後援:茨城県
	企画:松本 美枝子 澤 隆志

文学も地質学も写真も映画も、それぞれ「時間」を取り扱う、ということは共通している。大きく違うのは時間の扱い方である。時間の流れの断面を見せるのか、それとも時間の流れのなかの点と点をつないでいくのか。そして自分の中で時間のスパンをどう設定するのかによっても、見えるものが違ってくるだろう。そんなことを考えながら、私はカメラをかつぎ、誰もいない山道を登ったり、全く知らない街角を曲がったりする。必ず思わぬ物語が転がっているので、それはいつでも面白い。だけど、それを誰かといっしょに歩いたら、もしかしたら、もっと面白い物語が見つかるのかもしれない。   _ 松本美枝子

1 記憶の中を歩く

川内 有緒 ノンフィクション作家

川内 有緒 ノンフィクション作家

2019年3月21日(木・祝)

今も味わい深い建築が並ぶ常陸太田市鯨ヶ丘地域には、町の日常を収めたモノクロのスナップ写真が数多く残っています。作家と一緒に町の人々が写した過去を眺めながら、写真の「その日」のことを自由に妄想します。

時間
13:00-15:00(開場 12:30)
場所
メゾン・ケンポク
集合
13:00
定員
20名(要予約)

◎アフタートーク 15:15-16:00 川内有緒×松本美枝子(写真家)

1972年東京生まれ。米国の企業やシンクタンク、フランスの国連機関などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年からはフリーライターとして評伝、旅行記、エッセイなどを執筆。自分らしく生きること、誕生と死、アートや音楽などの「人生の表現活動」が主なテーマ。著作は『パリでメシを食う。』(幻冬舎)ほか。「バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌」(幻冬舎)で新田次郎文学賞、「空をゆく巨人」で第16回開高健ノンフィクション賞を受賞。現在は子育てをしながら、執筆や旅を続けている。

2 太古の海を登る

田切 美智雄 地質学者

田切 美智雄 地質学者

2019年3月23日(土)

日本最古の地層を発見した地質学者とともに、御岩山(標高492m)と高鈴山(標高623m)の初心者向けのハイキングコースを縦走し、約5億年前のカンブリア紀の地層を見るフィールドワークを行います。

時間
9:00-14:00
場所
御岩山・高鈴山
集合
9:00 JR常磐線日立駅改札前 日立駅〜登山口間は送迎いたします
定員
10名(要予約)

持ち物:昼食、飲み物、雨具、防寒着、トレッキングシューズ、あればハイキング用ストックなど、ハイキングに適した装備をご用意ください。*雨天時は、「日立のまちなかで観察できる地層巡り」に変更します。

1945年茨城県生まれ。茨城大学名誉教授。理学博士。東北大学大学院卒業。2008年、日立市の変成岩の一部が、日本最古の約5億600万年前のカンブリア紀の地層であることを発表。茨城大学退官後も日立市郷土博物館特別専門員として、多賀山地でのフィールドワークを行う。現在は日本最古の地層から、日本最古の生物の痕跡を探しだす研究を日々続けている。あらゆる世代へのワークショップや講演、またジオネット日立のインタープリター育成など、生涯教育の普及活動にも力を注いでいる。

3 まだ見ぬ映画を覗く

鈴木 洋平 映画監督

鈴木 洋平 映画監督

2019年3月30日(土)

かつては城下町だった鯨ヶ丘。気鋭の映画監督・鈴木洋平は、高低差があるこの町を見て、ストーリーより先に「画」が浮かんだそう。何をどう切り取ると映画になるのか。監督とともに町をロケハンします。

時間
13:00-15:00(開場 12:30)
場所
メゾン・ケンポクと鯨ヶ丘地域
集合
13:00 メゾン・ケンポク

◎アフタートーク 15:15-16:00 鈴木洋平×澤隆志(キュレーター)

1984年茨城県生まれ。多摩美術大学卒業。2014年、初の長編映画「丸」が海外の映画祭プログラマーや批評家の間で一躍注目を集めると、バンクーバー国際映画祭新人監督部門にノミネート、ウィーン国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭に正式出品された。さらに名匠を輩出してきた映画祭「ニュー・ディレクターズ ニュー・フィルムズ」(2015)に選出されるなど、新人監督の作品としては異例の高評価を得ている。2018年短編映画「YEAH」がロッテルダム国際映画祭に招待出品される。現在は2本目の長編映画「ABOKKE」を制作中。

 

松本美枝子 写真家

1974年茨城県生まれ。人々の日常、人間と自然環境の移動などをテーマにフィールドワークを行い、写真やテキストなどによる作品を発表する。主な展示に、中房総国際芸術祭「いちはらアート×ミックス2014」、「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」、2018年 個展「The Second Stage at GG」#46「ここがどこだか、知っている。」(ガーディアン・ガーデン)など。写真集に、詩人・谷川俊太郎とコラボレーションした『生きる』(ナナロク社)などがある。

澤隆志 キュレーター

1971年茨城県生まれ。イメージフォーラムのフェスティバルディレクター(2001-10)を経て現在はフリーランスのキュレーター。あいちトリエンナーレ(2013)、東京都庭園美術館(2015,16)、青森県立美術館(2017,18)などでキュレーション。

申し込み・問い合わせ

nanikaga2019@gmail.com

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県北サーチ申し込み
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本人のお名前と同伴者様がいる場合は人数とお名前
参加希望の回
1,2,3を明記下さい。複数の申し込みも可能です。
携帯電話番号

各回3日前までに、上記アドレスに以上の内容を添えて送信してください。定員になり次第締切とさせていただきます。

参加費 各回500円
当日徴収/要予約

関連プログラム

ブック・カフェ ジュール・ヴェルヌ「海底2万マイル」を読む

茨城県北サーチの一環として、文学者の西野由希子さんとともに、茨城県北地域で読書会を開くプロジェクトを始めます。第1回は「海底2万マイル」をテーマに、自由に語り合います。作品を読んでいなくても参加できます。

日時
3月17日(日) 14:00-15:30 (開場 13:30-)
場所
コミュニティカフェ・バンホフ 茨城県常陸大宮市上町932
講師
西野由希子(茨城大学人文社会科学部教授)
定員
10名(要予約)
参加費
300円(コーヒーまたは紅茶つき)

[申し込み・問い合わせ] kenpokuchiiki@gmail.com

前日までに、上記アドレスまでお申し込みください。定員になり次第締切とさせていただきます。

メゾン・ケンポク(茨城県北地域おこし協力隊事務所)

茨城県では、アートを活用した地域主体のまちづくりのための事業に取り組んでいます。《メゾン・ケンポク》はその一環として、2018年12月にオープンしました。丘の上に立つ、かつて大きな料亭だった建物を活用し、長期滞在できるレジデンスと、イベントや制作活動を行うことができる設備を順次、整備中です。3階には風情のある56畳の大広間と舞台があり、窓からは常陸太田市の美しい町並みと山々を見渡すことができます。アーティストで茨城県北地域おこし協力隊の日坂奈央(ファッション・デザイン)と松本美枝子(写真家)が常駐し、ここを拠点にさまざまなアート・プロジェクトを発信していきます。

facebook @maisonkenpoku | twitter @maison_kenpoku | instagram @maison_kenpoku

メゾン・ケンポク(茨城県北地域おこし協力隊事務所)

茨城県常陸太田市西一町2326
Tel:080-8740-6912

JR水郡線常陸太田駅より徒歩15分/常磐自動車道日立南太田ICより車で15分
駐車場は常陸太田市郷土資料館向かいの市営駐車場をご利用ください(無料)